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HTML文書作成の覚え書き





参考文献

  1. 石川雅康: 間違いだらけのWebページ作り,Software Design,,No.7,1997
  2. ネットJ: ホームページ素材づくり AtoZ,ネットJ,,No.72,2001
  3. 岡蔵龍一,半場方人: 詳解HTML&JavaScript辞典, 秀和システム, 1999
  4. charsetの一覧, http://www.iana.org/assignments/character-sets
  5. 文字コードの話、http://euc.jp/i18n/charcode



DOCTYPEの宣言

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML 2.0//EN">

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML i18n//EN">

<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 3.2 Final//EN">


使用する文字コードの指定

[基本書式]

<META HTTP-EQUIV="Content-Type" CONTENT="text/html; charset=使用する文字コード">


[文字コードの指定]

文字コードの種類 指定する文字列
欧文(英語、独語、仏語) ISO-8859-1
JIS(ISO-2022-JP) ISO-2022-JP
日本語EUC EUC-JP
シフトJIS Shift_JIS
Unicode(UTF-8) UTF-8

 


JavaScriptでの文字コード

外部JavaScriptファイルで使用する文字コードはSCRIPTタグで指定できる。

[基本書式]


<script type="text/javascript" src="外部JavaScriptファイル" charset="使用する文字コード"></script>

なお、charset属性を認識するのはNetscape6, MacIE5, WinIE6など。

iCab, Netscape6, MacIE5, WinIE5.01などはscriptタグのcharset属性は無視してHTML文書とおなじcharsetを使う。

また、フォームで記入した文字のcharsetはJavaScriptの中で常にUnicodeのようだ(Win_IE6、Mac_Safariで確認)。

ところが、escape関数の結果はブラウザによって異なる。

Win_IE6ではUnicodeエンコーディング(%uxxxxの形式)、Mac_SafariではUTF-8のURLエンコーディング(%xxの形式)だった。

例えば、GoogleではURLエンコーディングは認識するが、Unicodeエンコーディングは認識しないようだ。

UCSをUTF-8に変換する関数を自前で用意しなければならないか?


複数の言語によるHTML文書

使用する言語をLANG属性により指定する。
LANG属性の属性値はRFC1766の規定に従う。
例えば、次のように指定する。

言語 属性値
英語 en
ドイツ語 de
フランス語 fr
日本語 ja
中国語 zh
韓国語 ko


複数の言語によるHTML文書の例(参考文献1.より引用)

 

 


バナーの標準サイズ

アメリカの広告業界が自主規格という形で数種類のサイズを決めてから、そのサイズに準拠したバナーが一般的になった。

フルバナー 468x60 業界標準、バナー広告で多用
マイクロボタン 88x31 業界標準、ダウンロードリンクなどに使う
ハーフバナー 234x60 日本ではあまり見かけない
日本独自 200x40 日本の個人サイトのリンク用バナーで多用

※ 参考文献2 を参照


文字スタイル

HTML4.0で使用できる文字スタイルのタグ(抜粋)

タグ
スタイル
<b> ... </b>
太字
ABCDEF 012345
<i> ... </i>
斜体
ABCDEF 012345
<tt> ... </tt>
等幅
ABCDEF 012345
<sup> ... </sup>
上付き
ABCDEF12345
<sub> ... </sub>
下付き
ABCDEF12345

 


特殊文字

HTML4.0で利用できる特殊文字(抜粋)

指定
説明
[ ]
&nbsp;
半角スペース
"ABC"
&quot;
引用符
B&B
&amp;
アンパーサンド
<
&lt;
角括弧(開き)
>
&gt;
角括弧(閉じ)
±
&plusmn;
プラスマイナス
360°
&deg;
&sup1;
上付きの1、1乗
&sup2;
上付きの2、2乗
&sup3;
上付きの3、3乗
½
&frac12;
2分の1
¼
&frac14;
4分の1
¾
&frac34;
4分の3
µ
&micro;
マイクロ
©
&copy;
著作権
®
&reg;
登録商標
§
&sect;
セクション
&para;
パラグラフ? 改行
¤
&curren;
通貨
¢
&cent;
セント
£
&pound;
ポンド
¥
&yen;
Α α
&Alpha; &alpha;
アルファ
Β β
&Beta; &beta;
ベータ
Γ γ
&Gamma; &gamma;
ガンマ
Δ δ
&Delta; &delta;
デルタ
Ε ε
&Epsilon; ε
イプシロン
Ζ ζ
&Zeta; &zeta;
ゼータ
Η η
&Eta; &eta;
イータ
Θ θ
&Theta; &theta;
シータ
Ι ι
&Iota; &iota;
イオタ
Κ κ
&Kappa; &kappa;
カッパ
Λ λ
&Lambda; &lambda;
ラムダ
Μ μ
&Mu; &mu;
ミュー
Ν ν
&Nu; &nu;
ニュー
Ξ ξ
&Xi; &xi;
クシー
Ο ο
&Omicron; &omicron;
オミクロン
Π π
&Pi; &pi;
パイ
Ρ ρ
&Rho; &rho;
ロー
Σ σ
&Sigma; &sigma;
シグマ
Τ τ
&Tau; &tau;
タウ
Υ υ
&Upsilon; &upsilon;
ウプシロン
Φ φ
&Phi; &phi;
ファイ
Χ χ
&Chi; &chi;
カイ
Ψ ψ
&Psi; &psi;
プサイ
Ω ω
&Omega; &omega;
オメガ

 


HTTPヘッダ

HTTP/1.0(RFC1945)で指定できるおもなヘッダはつぎのとおり。

ヘッダー 種類 内容
Data General-Header リクエスト、レスポンスが生成された日時を示す
Pragma General-Header ヘッダーを新規に追加するときに使う
Authorization Request-Header ユーザー認証に必要なパラメータを示す
From Request-Header 誰からのリクエストかe-mailアドレスで示す
If-Modified-Since Request-Header ここで示す条件で情報を取得する
Referer Request-Header

参照元のURLを示す

User-Agent Request-Header ブラウザの名称/種類を示す
Location Response-Header 取得した情報のURLを示す
Server Response-Header サーバーの名称/種類を示す
WWW-Authenticate Response-Header サーバーが認めている認証の付加情報を示す
Allow Entity-Header 取得した情報が認める動作を示す
Content-Encoding Entity-Header 取得した情報のエンコーディングの種類を示す
Content-Type Entity-Header 取得した情報のメディアタイプを示す
Expires Entity-Header 取得した情報の有効期間を示す
Last-Modified Entity-Header 取得した情報が最後に更新された日時を示す


ベーシック認証

ベーシック認証の場合、ユーザー名とパスワードはつぎの形式でヘッダに付加する。

Authorization: Basic ユーザー名:パスワード

ただし、"ユーザー名:パスワード"はbase64(RFC1521)で符号化する。

ユーザー名が"Alladdin"、パスワードが"open sesame"の場合はつぎのようになる。

Authorization: Basic QWxhZGRpbjpvcGVuIHN1c2FtZQ==

日時の指定

HTTPヘッダにおける日時はGMTでつぎのように指定する(RFC822,1123)。

Expires: Thu, 01 Dec 1994 16:00:00 GMT
Last-Modified: Tue, 15 Nov 1994 12:45:26 GMT

Expires に無効な値を指定すると(例えば0など)即時を表す。


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