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dmp & disdmp

ファイルを16進数で表示するツールと
テキストファイルに書き込まれた16進数文字列のとおりにファイルを復元するツール





概要


ファイルを16進数で表示する(バイナリダンプ)するツール(dmp)と ダンプした内容から元のファイルを復元するツール(disdmp)です。

dmpはファイルの内容を16進数と文字で表示します。 文字で表示できるのは英数字のみで日本語には対応していません (ただしX68000シリーズではソースの変更で対応できます)。

disdmpはスペースで区切られた16進数2桁の列が書き込まれたテキストから その数字の表示に従いバイナリファイルを作成します。

dmpとdisdmpを用いると、 テキストエディタなどで容易にファイルのバイナリを編集できます。 つまり、 最初にdmpでファイルのバイナリダンプを任意のテキストファイルに落とし、 次に、そのテキストファイルに書き込まれた16進数の内容をテキストエディタで編集します。 そして、この編集したフテキストァイルをdisdmpで再びファイルに戻すことにより、 ファイルの任意の場所のバイナリ値を編集したことになります。

dmpとdisdmpとテキストエディタがあれば 別途バイナリファイルエディタなどを用意する必要はありません。



実行環境


一般的なC言語を利用できる環境があれば利用できます。

dmpとdisdmpはC言語のソースの形態で配布します。

実行するにあたり、各自の環境でソースをコンパイルする必要があります。



ダウンロード


まずはこのページに記載されている"使用上の注意"を確認の上、 次のリンクから各ソースを一度ブラウザに表示させた後、 ブラウザの"文書をファイルに保存"などのメニューからソースをディスクに保存してください。

コンパイル


例えば GNU C では


> gcc dmp.c -o dmp

> gcc disdmp.c -o disdmp


でコンパイルできます。


dmpの使用方法

> dmp {ファイル名}


指定したファイルの内容をバイナリダンプします。

ファイル名を指定しないで実行すると、標準入力を読み込んでバイナリダンプします。



disdmpの使用方法

> disdmp {-i} [入力ファイル名] [出力ファイル名]


入力ファイル名で指定したファイルに書き込まれた16進数2桁の列に基づきファイルを作成し、そのファイルを出力ファイル名で保存します。入力ファイルと出力ファイルの指定はいずれも省略できません。

また、実行時に"-i"をつけるとファイル作成時に発生したWaringの表示を禁止できます。



使用上の注意


作者

空色そふと



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空色そふと

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