Windows95/NT/XP環境設定覚え書き

Microsoftが嫌いなせいで、いままで知らないことが多すぎた。
そうか、Windowsを使いやすくする小技はいろいろあるのだなぁ。
いままで無駄な操作が多かった。無知とは恐ろしい!!
さらに恐ろしいのは使うマシンの数だけ
これらの設定を繰り返さなければならないこと。
あぁ面倒。



  1. CTRLキーとCAPSキーを入れ替えるには? [95]
  2. コマンド行でレジストリ情報を取得するには?
  3. 自動整列時のアイコンの表示間隔を変更するには?
  4. デスクトップのディレクトリをスタートメニューに登録するには?
  5. 関連づけられていないファイルをすべて指定のアプリで開くには?
  6. ネットワークの診断に便利なコマンド
  7. ホストテーブル [NT/XP]
  8. NT4.0SP3からsambaに接続する際の注意[NT]
  9. DOS環境初期化ファイルなど [NT]
  10. DOS環境を設定する上での注意点 [NT]
  11. システム環境変数 [NT]
  12. システム環境変数 [XP]
  13. レジストリファイル [XP]
  14. 回復コンソールのインストール [XP]
  15. ユーザーマネージャーでの設定設定 [NT]
  16. コントロールパネルでの設定項目 [NT]
  17. CD-ROMドライブのドライブレターの変更 [NT]
  18. CTRLキーとCAPSキーを入れ替える方法 [NT]




CTRLキーとCAPSキーを入れ換えるには? [95]

(1) swapscan.386をWindowsのSystemディレクトリにコピー
(2) Windowsディレクトリ、system.iniファイル中の"[386Enh]"エントリの中に 次の1行を追加
device=swapscan.386
CTRLキーとCAPSキーを入れ替える方法はいくつかあり、 雑誌などでもよく紹介されています。 ここでは Window95の発売直後、すぐにWindowsを購入したものの、 CTRLキーをCAPSキーを入れ替える方法が見つからず困っていた著者を 救ってくれたswapscan.386を使う方法について記しました。



コマンド行でレジストリ情報を取得するには?

regedit.exeをオプション付きで実行する。
例> regedit /e foo.reg "HKEY_LOCAL_MACHINES"
他にはどんなオプションが利用できるのかな?



自動整列時のアイコンの表示間隔を変更するには?

"デスクトップのプロパティ>デザイン>アイコンの間隔"で変更する。
あぁ、いままで全く気づかなかった。 簡単に気づきそうなものだけど。



デスクトップのディレクトリをスタートメニューに登録するには?

"スタートメニュー>設定>タスクバー>[スタートメニュー]の設定>追加"で、 "explorer /e, /root"を登録する。
これまた、エクスプローラにもいろいろな小技が用意されているに違いない。



関連づけられていないファイルをすべて指定のアプリで開くには?

  1. レジストリエディタで、 "HKEY_CLASSES_ROOT?Unkown?Shell"の下に "open"キーを追加する。
  2. さらに"open"キーの下に"command"キーを追加する。
  3. "command"キーの中、"(標準)"のデータ欄に起動したいプログラム名を設定する。

わざわざこんなことをしないと、登録できないなんて。


ネットワークの診断に便利なコマンド

winipcfg Ethernetアダプタの設定を確認
ping 相手と通信できるか確認
tracert 相手との通信で経由するルーターを表示
net view 所属するワークグループ内で共有資源をもつコンピュータの名前を表示
net view \\コンピュータ名 指定したコンピュータの共有資源を表示

 


ホストテーブル [NT/XP]

%Systemroot%\system32\drivers\etc\hosts TCP/IPのホストテーブル
%Systemroot%\system32\drivers\etc\lmhosts Microsoftネットワークのホストテーブル

 

 



NT4.0SP3からsambaに接続する際の注意 [NT]

暗号化パスワードに対応していないsambaのサーバに接続するには、
クライアント側でレジストリを操作して
デフォルトで有効になっている暗号化パスワードのオプションを変更する。

次のレジストリファイルを読み込ませれば、変更が容易である。




DOS環境初期化ファイルなど [NT]
  • %systemroot%\system32\autoexec.nt
    標準のDOS環境設定、COMMAND.COMが立ち上がるときに実行される
  • %systemroot%\system32\config.nt
    標準のDOS環境設定、COMMAND.COMが立ち上がるときに実行される
  • %systemroot%\system32\repl\import\scripts\foo.bat
    ログオンスクリプト、ユーザーがログインした直後に実行される
    ※ PIFファイルでDOS環境ファイルは任意に指定できる


    DOS環境を設定する上での注意点 [NT]




    システム環境変数 [NT]

    systemdrive NTのシステムディレクトリが格納されているドライブ
    systemroot NTのシステムディレクトリのパス
    homedrive ユーザーのホームディレクトリが格納されているドライブ
    homepath
    ユーザーのホームディレクトリのパス
    userdomain マシン名

     


    システム環境変数 [XP]

    名前 意味
    TEMP 一時記憶用フォルダ  
    TMP 一時記憶用フォルダ  
    OS    
    COMPUTERNAME コンピュータ名  
    SystemDrive システムドライブ C:
    Systemroot システムフォルダ C:\WINDOWS
    WINDIR システムフォルダ C:\WINDOWS
    USRDOMAIN ドメイン名  
    ProgramFiles プログラム用フォルダ C:\Program Files
    CommonProgramFiles プログラム用共通フォルダ %ProgramFiles%\Common Files
    LOGONSERVER    
    USERNAME ユーザー名  
    USERPROFILE ユーザープロフィール C:\Docmuents and Settings\%USERNAME%
    APPDATA アプリケーションのデータ保存フォルダ %USERPROFILE%\Application Data
    ALLUSERSPROFILE 全ユーザー共通のプロフィール  


    レジストリファイル [XP]

    %Systemroot%\system32\config\SAM

    %Systemroot%\system32\config\SECURITY

    %Systemroot%\system32\config\SOFTWARE
    %Systemroot%\system32\config\SYSTEM
    %USERPROFILE%\NTUSER.DAT
    %ALLUSERSPROFILE%\NTUSER.DAT

     


    回復コンソールのインストール [XP]

    つぎのコマンドを実行する。

    > %Systemroot%\i386\winnt32.exe /cmdcons


    ユーザーマネージャーでの設定項目 [NT]
    ユーザーマネージャーを起動した後の"ユーザーのプロパティ">"プロファイル"にて。
  • ユーザープロファイルのパス
    プロファイルを格納するパス
  • ログオンスクリプト
    ログオンスクリプトのファイル名、相対パスの指定のみ
  • ホームディレクトリ>ローカルパス
    ローカルマシン上にホームディレクトリを置く場合にパスを設定
  • ホームディレクトリ>ドライブ+パス
    共有ネットワーク上にホームディレクトリを置く場合にパスを設定


    コントロールパネルでの設定項目 [NT]
    コントロールパネルを起動した後の"システム">"環境"にて。
  • システム環境変数
    すべてのユーザー共通の環境変数
  • ユーザー環境変数
    ユーザー毎に異なる環境変数
    コントロールパネルを起動した後の"システム">"ユーザープロファイル"にて。
  • ローカルプロファイル
    使用するコンピュータ毎にプロファイルを作成
  • 移動プロファイル
    すべてのコンピュータで同じプロファイルを選択


    CD-ROMドライブのドライブレター変更 [NT]
    ディスクアドミニストレータを起動した後、"ツール">"ドライブ文字の割り当て"にて CD-ROMドライブのドライブレターを変更する。 これは、 ユーザーが好きなドライブレター(例えば、Q:など)を設定したい場合の操作である。 通常、ハードディスクのドライブの後のドライブレター(例えば、D:、E:やF:など)が設定される。


    CTRLキーとCAPSキーを入れ替える方法 [NT]
    NTのシステムディレクトリ>SYSTEM32ディレクトリの中にある KBD106.DLLに書き込まれているキーの割り当て情報を次のように直接変更する。

    $103Aバイト目 A2 00 -> F0 04
    $1074バイト目 F0 04 -> A2 00
    
    

    この変更を行ったKBD106.DLLはここ で入手できる。
    またこの変更を自分で行う場合に便利なツールはここ で入手できる。
    別の手段として、 keylay9.lzh (シェアウェア), rmpky096.zipなどがNT4.0で使えるようである。


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